ぁなたの元へ
『あんね、愛…村木先輩のこと好きなんだ。何しててもずっと先輩の事考えちゃうし…ダンスの時とか、先輩から目が放せなくなるくらい…だから、メールしたくて香絵に聞いたの。』


『…そぉだったんだ。なんか、…ごめんね?愛が好きなのに先輩といっぱい喋っちゃったりして…』


『いや!!それはいいよ!!香絵知らなかったんだし!!』

『うん…。でもさ、聞いていい?今の彼氏どぉするの?』


最もな質問だった。

でも決心していた愛は、隠すことなく香絵に言った。


『恭斗とは別れるよ。…正直、愛の恭斗に対する気持ちはずっと前から“愛”じゃなくて“情”になってた。』


愛が話しているとき、香絵は何も言わないでただ、相槌をうってくれていた。


その時の愛にはそれがすごくありがたかった。


『そっか。愛がそう言うなら信じるし、応援するよ♪』


『ありがと♪話してよかったよ!!とりあえず愛は、アドレスをゲットできるよう頑張るよ!!』


『あ、それなんだけどさ…』


『ん?どした?』




応援するとは言われたものの、何か否定されるような気がして、少し怖かった。
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