ぁなたの元へ
『あんね。今、大橋先輩とメールしてるんだ。だから大橋先輩に聞いてあげよっか?』


香絵から出た言葉は、愛が予感していたものとは真逆のもの―






『ま、…………マヂ〜!?』

一瞬で世界が明るくなった気さえした。


『愛が聞いて欲しいなら聞くよ?どぉする?』



そんなの…







『お願いしますって言うに決まってるじゃんかぁ♪』

愛は嬉しさを押さえ切れず、ベットの上でピョンピョン跳びはねた。



『わかった♪じゃぁ聞いてみるね!!』


『うん!!ごめんね!!ありがとう♪』


『謝るかお礼言うかどっちかにしなよ(笑)じゃあまたメールするね〜♪』



ガチャ―













電話が切れると顔がニヤけるのがわかった。



既に愛は、先輩にどぉやってメールしようかと考えていた。






そして―




考えがまとまらないでいると、ついに香絵からメールがきた。
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