ぁなたの元へ
麻美…
こんなに…こんなに…
愛を心配してくれてたの?
こんな愛のために涙を流してくれるなんて…―
愛は幸せ者だね――
『もぉ〜麻美泣かないで!!元気出してよぉ〜♪』
『ん、ごめんね。でも…どぉやって?昨日学校には来てなかったんだよね?』
愛は昨日の香絵との事を全て話した。
『そっかぁ〜…よかったね!!香絵に感謝しなくちゃ♪
あとは…恭斗のことだけだね。』
麻美に…話さなくちゃ…
まだ恭斗の事を思い出すとすごく胸が締め付けられた―
『あ…そのことなんだけど…愛達、昨日別れた…んだ…』
だんだんと目が熱くなってくる―
『え…そぉなの?どぉだった―?』