ぁなたの元へ
それから二人でいろいろな事を話したんだ。



話題はもちろん“村木先輩”―



『ねぇ?先輩にメールいつ送るの?』



『それがすごい悩んでる…早く送りたいんだけど、タイミングが…それにうざがられたら嫌だし…メール返ってこなかったらショックだし…』


『愛…そんなことで悩んでたの?
あのタラシの先輩が女の子からのメールをウザがると思う?大丈夫だって!!
てか、今送ってみなよ♪』


『え゙!?今!?』


泣き腫らした目でニッコリ笑う麻美…







―結局麻美の迫力に負けてメールを送ることになった。
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