クールすぎる君に恋しました！

「今さっきの授業中どんな夢見てたのー？」

「お前に関係ない。」

「えー、だってー！！
翔くん急に変なこと言ってるから笑」

「うるさい。」

「ハイ…スミマセン。」

「絶対悪いって思ってないよね？」

「はい！もちろんです！
あ、いえいえ、すごい思ってます！」

「あのさ、嘘つくの下手だよね、」

「い、いえいえ！そんな滅相もございません！」

「いやいや、下手だよ。」

「そ、そーでしょうか…」

「うん。でも、素直ってことで、いいんじゃん？」

「あ、ありがとうございます！！」

「勘違いするな、ただ、素直なのがいいってことで、好きとかじゃ…」

「はい！でも、最近よく話してくれますよね！心を開いてくれてるのかな…って！」

「は？」

「だって、女苦手なのに、ここまで話してくれるようになって、本当に嬉しいんです！」

「あっそ。じゃ、もー話さない。」

「え！それは…寂しいです…」

「本当意味わかんない。
あとさ、そんなに俺のどこがいいわけ？」

「沢山あります。
・ツンツンしてるとこ、
・ツンツンしてるのが、猫みたい
・可愛い！
・素直
・嘘つかない
・スポーツできる
・頭いい
・モテモテ
・なんでもできる

などなど…でも、最近話すようになって、一番好きなところ決まったんだ…」

「なに？」

「本当は、すごい優しくて、気がきく子だなって、そう思うようになったんだ…」

「へー、それは、初めて言われた。」

「そ、そうなの？？」

「うん。女子なんて、みんな外見だけで見てると思ってた。」

「そ、そんなこと…」

「でも、お前みたいなのもいるってわかった。」

「う、うん！そーだよ！」

「だから、サンキューな！」

「うん！！」


反則的な笑顔。
キラキラしてる姿。
思わず見とれてしまう…。


こんなツンツンしてて、
反則的な笑顔をたまにみせるような君に
恋をしてしまいました…