この思い秘密です
走ること1時間、大きな駐車場に車を止めるとエンジンを切った。
「ここは?」
淳平がキョロキョロとあたりを見渡した。
「緑地公園だそうです」
私は後部座席に手を伸ばすとバッグを掴んだ。
「ここでお昼食べようと思って・・・お弁当作ったんです。
本当は外食もいいかなって思ったんだけどおいしいお店わからなくて・・」
自分の作る料理は特別上手なわけではないけど、普段外でお弁当を食べる機会など
ほとんどない淳平にピクニック気分を味わってもらいたかったっていうのが
本当とところ・・・
「お弁当いいじゃん」
淳平の語尾が上がっていた。
先日もらったガイドブックに上野さんが二重丸をつけていたのが
この緑地公園だった。
かなり広いのでゆっくりくつろげるような場所がないか事前にネットで調べて置いた。
休日はかなりの人で賑わうらしいが平日は
小さい子供連れの親子がほとんどだった
人気は下降気味でも淳平のことを全く知らない人ばかりではない。
用心のためにサングラスを勧めると淳平は
「こんな小さい子がたくさんいるところでサングラスは変だ。伊達メガネあっただろう?」
「あるけど・・・あれは私のでしょ?」
淳平が似合う似合うというので買った伊達メガネだが、実際は本気で似合ってなくて
そのほとんどを淳平が使っている。
だったら自分用のものを買えばいいのにって思うんだけど
なぜかいらないという。
仕方なく私の茶色のフチのメガネを渡すと満足気に受け取りメガネをかけると
私の手のお弁当の入ったバッグを持った。
「ほらっ・・・もたもたしてねーで行くぞ!」
淳平はシートベルトを外すとお弁当の入ったバッグを持って車を降りた。
「ここは?」
淳平がキョロキョロとあたりを見渡した。
「緑地公園だそうです」
私は後部座席に手を伸ばすとバッグを掴んだ。
「ここでお昼食べようと思って・・・お弁当作ったんです。
本当は外食もいいかなって思ったんだけどおいしいお店わからなくて・・」
自分の作る料理は特別上手なわけではないけど、普段外でお弁当を食べる機会など
ほとんどない淳平にピクニック気分を味わってもらいたかったっていうのが
本当とところ・・・
「お弁当いいじゃん」
淳平の語尾が上がっていた。
先日もらったガイドブックに上野さんが二重丸をつけていたのが
この緑地公園だった。
かなり広いのでゆっくりくつろげるような場所がないか事前にネットで調べて置いた。
休日はかなりの人で賑わうらしいが平日は
小さい子供連れの親子がほとんどだった
人気は下降気味でも淳平のことを全く知らない人ばかりではない。
用心のためにサングラスを勧めると淳平は
「こんな小さい子がたくさんいるところでサングラスは変だ。伊達メガネあっただろう?」
「あるけど・・・あれは私のでしょ?」
淳平が似合う似合うというので買った伊達メガネだが、実際は本気で似合ってなくて
そのほとんどを淳平が使っている。
だったら自分用のものを買えばいいのにって思うんだけど
なぜかいらないという。
仕方なく私の茶色のフチのメガネを渡すと満足気に受け取りメガネをかけると
私の手のお弁当の入ったバッグを持った。
「ほらっ・・・もたもたしてねーで行くぞ!」
淳平はシートベルトを外すとお弁当の入ったバッグを持って車を降りた。