あたしだけのヒーロー
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「そういえばなんであたしの居場所がわかったの?」
テラスでずっと気になってたことを聞いた。
「まず夕日が私のスマホに電話をかけてきたの」
「ああ、あれ真依のだったんだ。必死すぎてわかんなかった!!」
「それで助けてっ、て声が聞こえるとほぼ同時に王子が走り出してたよね。」
「うん、まさか朝日があんなに必死になるとはね」
「私たちがばらばらに探してると、保健室にいるって連絡がきて、
それでみんなで保健室に行ったの」
「あの3年はちゃんと絞めといたからね★」
「怖いわっ………………でも、ありがとう」