あたしだけのヒーロー
「おう」




その目線が、あたしの家の横…朝日の家に向いてるのに気づいた。




「……今度、来てみたら?」





「え?」





「お手伝いさんがね、まだ掃除に来てるんだよ?」





だから、いつかまた戻っておいでよ






小指を立てると、少し笑った朝日も指をからめた。





「約束!!」





「ん、わかった。」
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