あたしだけのヒーロー
「……じゃあ夕日は俺と付き合ってたことを後悔してるの?




無かったことにしたいの?」





「そんなわけ、ないっ」





気付いたら啓に恋してた。






啓に恋したら今まで以上に世界が明るく見えて、





毎日が楽しかった。






そんな日々をくれた啓をなかったことになんてしたくないに決まってる。





後悔も、してない。







辛いこともあったけど、……でも、それ以上に楽しかったから。
< 372 / 469 >

この作品をシェア

pagetop