あたしだけのヒーロー
“王子”そう呼ばれてもなんの違和感も持たなかった。






真っ黒なさらさらの髪と、引き込まれそうな目。




びっくりするぐらい小さな顔と鼻筋の通った鼻に形の良い唇。






完璧なぐらいに整った容姿。







……圧倒された。






その“王子様”と彼と、それともう一人、“峰岸優”。





真面目そうなイケメンの優はなぜか中学のころから仲良くて、両極のイケメンなんて言われてた。








…そんな3人が仲よさげに入学式に出ているものだから、視線を集めまくっていた。
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