虹色のラブレター

そう思ったら、すごく虚しくて、寂しくなって…


智の声が聞きたいって思った。


タクシーに乗った私はそのまま駅まで行って、電車で帰ろうって思ったけど…出来なかった。


私は公衆電話から、家に帰ってるはずの智に電話した。

智はすぐに電話に出てくれた。


智の声を聞いたら、力が一気に抜けて…智の温かさが伝わって、愛しすぎて涙が溢れた。


智はすぐに迎えに来てくれた。


私のことを抱き締めてくれる智は本当に温かかった。


離れたくない…ずっとこうしていたい。


もっと早くに出会って、もっと智といっぱい一緒にいたかった。


智…大好きだよ。




千鶴



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