虹色のラブレターのレビュー一覧
いつも仕事のお昼休みに同僚と足を運ぶ喫茶店。 行きつけのお店で、話しかけてくれるバイトの女の子。 そして新しく入った女の子。 恋をする気持ちは一つなのに、だけどそこから何かに発展するには一つの想いだけではうまくいかない。 好きだから傍にいたいのに、好きだから離れた方がいいとも思う。 好きだけど好きになってもらえないとか。 好きだけどそれは隠して秘めていたり。 この作品に出てくる登場人物は臆病だ。 とても臆病で、弱虫で、そして不器用。 だけど同じくらい真っ直ぐで、優しい。 一生懸命、「いつか」の日の為に今を過ごす彼らに、とても勇気づけられました。 一言一句に込められた想いと、思い出の詰まったキレイで丁寧な文章がとても素敵でした。 このラブレターを是非、多くの方に受け取って欲しいと思います。
愛がどうやって生まれるのか。 わたしにはよくわからないけれど。 でも、確かなことは。 あのときのふたりの間に、 深く純粋な、愛が生まれていたということ。 この小説は、小説でありながら、たったひとりの人に向けた「ラブレター」でもあります。 それは、その人だけに伝えたい、心からの素直な気持ちを綴ったものなのです。 だからこそ、わたしたちの心にも直接響き、切なくも温かい想いを与えてくれるのでしょう。 世の中に「純愛物語」は、溢れ返るほど存在するけれど。 この小説のように、ここまで綺麗で、心を揺さぶられるものは、そうそうあるものではないと思います。 ふたりの愛の軌跡、そして奇跡を、是非あなた自身で確かめてみてください。
筆者様が貴方に出逢えたことで感謝しているように 私もこの素敵な話を通して感謝の気持ちでいっぱいです。 ポケベルやラブレターなどは、もうあまり利用しない昨今ですが いつの時代もお届けするのは同じ そう 貴方の大切な大切な相手を思いやる 熱い気持ちです。 この作品は筆者様の愛しくも切ないアルバムです。 どうぞ初めの1ページだけめくってください きっと人が人を思う素晴らしさを感じる事が出来る筈です。 本当に素敵な作品をありがとう御座いました。