ナオとショウ~第1章~『TWIN FIGHTR』
少年の顔が恐怖に引きつった。
この男が少年を追っていたのだ。
男の手から一瞬、ボッと火柱が上がった。
さっきの火炎放射はこの男の仕業だった。
どうりで男の通ったあとには焦げた草花の道ができているわけだ。
少年は再び姿を消した。
「・・・ったく、めんどくせぇなぁ。保護色ってのはよぉ。」
そう、少年はただ消えたわけではなく、周囲の景色に溶け込んでいるだけだった。
「『業火の処刑人ジャック』を甘く見るんじゃねぇよ!
見せてやるよ、この俺の・・・最大火力を!」
男がしゃがみこんで右手を地面についた。
直後、男の体からまるで大爆発でも起こったかのような爆炎が起こった.
その大きさはこの森全体を包み込み、火の海に変えてしまうには十分すぎるくらいの爆炎だった。
もはや少年の断末魔の叫びもどこから聞こえてきたのか分からない。
この男が少年を追っていたのだ。
男の手から一瞬、ボッと火柱が上がった。
さっきの火炎放射はこの男の仕業だった。
どうりで男の通ったあとには焦げた草花の道ができているわけだ。
少年は再び姿を消した。
「・・・ったく、めんどくせぇなぁ。保護色ってのはよぉ。」
そう、少年はただ消えたわけではなく、周囲の景色に溶け込んでいるだけだった。
「『業火の処刑人ジャック』を甘く見るんじゃねぇよ!
見せてやるよ、この俺の・・・最大火力を!」
男がしゃがみこんで右手を地面についた。
直後、男の体からまるで大爆発でも起こったかのような爆炎が起こった.
その大きさはこの森全体を包み込み、火の海に変えてしまうには十分すぎるくらいの爆炎だった。
もはや少年の断末魔の叫びもどこから聞こえてきたのか分からない。