ナオとショウ~第1章~『TWIN FIGHTR』
・・・ジャリ!
ふいに背後で足音がした。
少年が振りかえると、そこには少女が立っていた。
森が燃えているのを遠くから見ていたあの美少女だ。
少年は少女の瞳に殺気を感じ、保護色で姿を消した。
「能力者・・・。あんた、やっぱり『ファクトリー』の一員ね。」
少女は背中の大剣を付き立て、柄についていた掌サイズの棒を取り外して横向きで額につけた。
すると、カシャン!という音とともに棒から緑色のクリアな板が降りてきた。
その板で辺りを見渡すと、少年の姿が確認できた。
「そこね。」
少女は少年めがけて体剣を降りかざした。
少年は間一髪でかわし、後ずさりした。
「殺す前に聞いておくわ。」
「・・・?」
「Dr.ガノンはどこ?『ファクトリー』はどこにあるの?」
「お前・・・なぜ『ファクトリー』の事を・・・。」
「今質問してるのは私よ、答えて!」
「し、知らねぇよ!俺は元したっぱで、今は追われてる身なんだから!」
「・・・そう、じゃあもう用はないわ。消えて。」
少女の大剣が変形しはじめた。
剣は最終的にバズーカに形を変えた。
「な、なんなんだよその武器。そんなものが作れるとしたらあの人しか・・・。
それにお前とファクトリーにいったいどんな関係が?」
少女の瞳にさらに強い殺気が宿った。
ふいに背後で足音がした。
少年が振りかえると、そこには少女が立っていた。
森が燃えているのを遠くから見ていたあの美少女だ。
少年は少女の瞳に殺気を感じ、保護色で姿を消した。
「能力者・・・。あんた、やっぱり『ファクトリー』の一員ね。」
少女は背中の大剣を付き立て、柄についていた掌サイズの棒を取り外して横向きで額につけた。
すると、カシャン!という音とともに棒から緑色のクリアな板が降りてきた。
その板で辺りを見渡すと、少年の姿が確認できた。
「そこね。」
少女は少年めがけて体剣を降りかざした。
少年は間一髪でかわし、後ずさりした。
「殺す前に聞いておくわ。」
「・・・?」
「Dr.ガノンはどこ?『ファクトリー』はどこにあるの?」
「お前・・・なぜ『ファクトリー』の事を・・・。」
「今質問してるのは私よ、答えて!」
「し、知らねぇよ!俺は元したっぱで、今は追われてる身なんだから!」
「・・・そう、じゃあもう用はないわ。消えて。」
少女の大剣が変形しはじめた。
剣は最終的にバズーカに形を変えた。
「な、なんなんだよその武器。そんなものが作れるとしたらあの人しか・・・。
それにお前とファクトリーにいったいどんな関係が?」
少女の瞳にさらに強い殺気が宿った。