C O L O R F U L

　


みんなも


笑っている。


笑ってないのは




………あたしだけ。




「もう！みんな笑いすぎっ」

「あ…あはは……ごめんごめん！」

みんな、謝ってきた。

……なんかハナが悪いみたいぢゃん。
まあいいや！
本題に入ろうっ


「…んで圭、皆本智とはどうゆう関係なの！？」

「あ…あーねぇ。あれ、オレの弟、つってもいーのかな」

「……弟！？」

「い…や。双子か？」

「どっちよ〜…」

「あはは、分かんねぇ〜」


苦笑いで、流した。


なんか、聞いたら駄目なよ〜な気がした。



「…そっか」


あたしは優しい顔で圭に答えた。


「あ、沙那ちゃん。うち等、帰ってよーか」

「うん」

「ばいばい、ハナ！夜メールして」

「分かった。ありがとね、ばいばい！」


愛美と沙那はあたしたちに気を使ってくれて帰ってった。

２人の間には気まずい空気が流れてた。