「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!

  お店に向かって歩いてた時、
  柊の様子がおかしいことに
  気付いた。


  顔色が悪くて、辛そう。
  「柊っ!大丈夫??ごめん。
  あたしがずっと話してたからっ。
  誰か・・・誰か!!」


  「大・・丈夫だって。
  それに・・未来のせい・じゃない。」
  
  大丈夫なわけない。。どうしよう。
  どうすれば?
  
 
  グイッッ。。誰かに腕をつかまれた。
  

  ・・・・悠樹?!
  柊のお父さんが柊を抱えて車へ。
 

  「お前っ、なにやってんだよ!
  柊が体弱いのは知ってるだろ?!
  柊が家にいなくてみんな心配してん
  だぞ?!幼馴染のくせにそんなことも
  わかんねぇのかよ!!」


  ・・・そうだ。
  何で気付かなかったんだろう?
  自分のことばっかで柊のこと
  気にしてあげられなかったっ。。
  最低だ、、あたし。
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