「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  重い足取りで俺たちは
  新庄のいる教室に向かった。。


  ん??何か怒鳴り声が・・・・。


  柊と友華も気付いたみたいだ。


  「どこから声してるの??」

  何処からだ??
  耳を澄ましてみる。


  「・・・・理科室?」

  「みたいだね、悠樹。
  行ってみる??」


  「でも、それってただの
  野次馬よ??恋人同士の
  喧嘩とかだったらどうするの?」

   
  ・・・・確かに。。
  行っても迷惑なだけだしな。。


  「・・・・ほっとくか。。」


  全員一致で新庄のクラスに
  向かって再び歩き始めた時だった。


  バンッ!!
  大きな物音がした。


  気付いたら理科室に走っていた。
  どう考えても普通の喧嘩じゃない。


    
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