「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  声がだんだんはっきり
  してきた。


  「お前っ!未来に・・・・・
  したんだよ!!何で・・・・
  なんだよ!!」


  この声は・・・・・


  『漣っ?!』 「桜井?!」


  ところどころ聞こえないけど、
  今絶対『未来』って言ったよな??


  「今、未来って言ったわね。」


  「うん。絶対。」

  
  考えてるコトみんな一緒だな。。


  バンッ!!
  俺はいきおいよく理科室の
  戸を開けた。


  「悠樹・・・・。」


  「漣・・・何やってんだ?」


  俺たちが探してた人が、、いた。


  漣に壁に押し付けられた状態で。
  

  漣に怒鳴られていた相手は、、
  新庄だった。
  
  
   


  
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