「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「漣、、何があったか知らない
  けど、新庄さんを離してあげて。
  痛そうだよ??」


  「・・・・・っ。」


  
  柊の言葉で漣が新庄を離す。


  「新庄、、何があったか
  話してくれないか?未来絡み
  なんだろ??」


  俺は新庄の方へ歩きながら
  きいた。

 
  だいぶ荒く壁に押し付けられていた
  みたいで、呼吸を整えていた。


  俺たちは新庄が話し始めるのを
  待った。。


  少しの沈黙の後、
  新庄が話し始めた。。


  

  「ほんの軽い調子で言ったの。
  あんなに傷つくなんて思わなかった。
  
  だけど、あの仔はその後何も言わなく
  なって。

  何度か声を掛けたけど、
  気がついてもいない様子だった。」


  
< 115 / 399 >

この作品をシェア

pagetop