「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  柊よりも悠樹の方が
  動揺している。。


  「柊、、私達帰った方が
  よさそうね。。」


  「駄目だよ・・。未・・来は
  多分今も・・はぁっ・・一人で
  苦しんでる・・・から。」


  「柊、、もう寝ろ!!
  悪化したらどうする?!」


  悠樹はきゅっと柊を抱きしめた。。
  ほんの少し震えてる手で。。


  「大丈・・夫って・・・ 
  言ってる・・でしょ?
  それに・・寝ると余計・・苦しい
  から。座ってる・・・方が・・楽。」


  柊の言葉に悠樹は反抗できず、、
  話の続きをすることになった。


  「こういうのはどう?
  学校にいる間は誰かがずっと 
  側にいて悩む暇を与えないの。


  明日になればほんの少しは
  落ち着いてるんじゃない?」


  「うん・・。いいね。
  俺達で・・気分転換させて
  あげよう??」


  だいぶ落ち着いてきた
  柊が答えた。


  相変わらず悠樹に
  もたれかかったままで。


  何か苛々するな・・・・。
  
  
< 122 / 399 >

この作品をシェア

pagetop