「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「友華、、明日未来のコト
  しばらく・・借りてもいい?
  言いたいこと・・があるんだ。」


  「言いたいこと??柊が?
  うん。。分かった。。」


  「サンキュ。あ、悠樹もう
  大丈夫だよ?落ち着いて・・
  きたから。。」


  「ホントに大丈夫なのか?」


  心配そうに聞きながら柊の体を
  ゆっくり起こす。。


  その顔は本当に柊が心配なんだ
  って誰から見ても分かるような。


  俺には絶対向けない顔。


  井上も未来も悠樹も柊も
  ずっと昔から幼馴染で。


  所詮俺が入る隙間なんてないんだろ?
  

  4人でずっと。そこに俺は
  入れない。


  ・・・・・っ。


  だから何だってんだ、、今更。
  

  こんなコトを考えている自分が
  どうしようもなく馬鹿で
  情けねぇ。。。。


  すっげえ苛々する。。。


  「帰るわよ、、桜井。
  もう遅いから帰る、、二人とも
  また明日ね。。未来のコトで
  何かあったら連絡して??」


  思いっきりグイっと
  引っ張られた。。


  
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