「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  【悠樹side】


  俺等、、男子は女子組より
  後ろを歩いてた。。


  「なぁ、、未来に何て言ったんだ?
  あの立ち直り方ありえないだろ。」


  朝迎えにいったときは
  あんな元気じゃなかった。


  「ん??内緒。。俺と未来の
  秘密だから。。悔しい??」


  「・・・・悔しい。。」


  俺はあんな風に笑顔に出来ないのに
  な。。顔逸らされてた気がするし。。 


  柊と秘密とかずるいし、、未来。。
  俺と柊だけの秘密なんかほとんど
  ねぇのに。。。。


  「ゴホッ。。っっ。。」

  
  柊が苦しそうに咳き込む。 
 

  「柊?!苦しいのか?!」

  
  「大きな声出さないで、、悠樹。
  未来達に・・聞こえるよ?ちょっと
  走って疲れただけ・・だから。。。」


  またそんなこと言って!!
  我慢ばっかりしやがって!!


  俺はお前の「兄」なんだぞ?!



  

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