「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「ね、、もしこの後暇なら
  みんなに誕生日祝って欲しいな。。
  ダメかな?? 」


  ちょっと意地悪かも。。
  だってみんなが何て言ってくれる
  かなんて分かりきってる。


  みんな絶対それぞれの誕生日には
  予定をいれないから。


  「しょうがないから
  祝ってあげるわよ。」


  「うん。14歳おめでと!」


  「いいに決まってるだろ。
  未来が一番年上だな!!」


  ほら、、ね??

  
  家に着くとお母さんが、
  「今年もこうなると思ってたわ。」


  と言ってリビングにあたし達を
  連れて行ってくれた。


  テーブルにはもう料理が
  並んでて、、ソファーには
  見慣れた顔の男が偉そうに座ってた。


  「「「漣?!」」」「桜井?!」

  
  見事なハモリ方。。まあ、、友華だけ
  呼び方違うからずれたけど。。


  「悠樹から誕生日だって
  聞いたから。プレゼント。」


  そう言って渡してくれたのは
  ピンク色の包装紙に包まれた
  プレゼント。。結構大きい。。


  「空けていい?」


  「いいけど。気に入るか
  どうか分かんねぇぞ?」


  赤いリボンをほどいて
  空けてみた。。


  「可愛い・・・・・・!」


  

  


  


  


  

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