「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「友華と漣。。俺達もいる
  って忘れないで欲しいな。
  俺達にとっても未来は大切
  なんだよ??

  それに友華は未来のコトに
  なると我を忘れるからね。
  心配だな。。。」


  友華は俺のほうを向いて
  言った。


  「ごめん。未来のこと
  心配なのはみんなも同じだね。
  あたしのことまで心配するなんて
  本当に柊は優しすぎ。。」


  「でも、俺も本当に心配。
  友華一人で無理するなよ?
  漣も一人で突っ走るなよ?
  俺等いるだろ??」


  「悪い。。悠樹。。」


  「じゃあ、とりあえず 
  未来のコトは気を付けておこう。

  そろそろ行かないと、
  未来は勘がいいから気付くかも
  しれないしね??」


  俺達は音楽室のある場所を
  見上げた。三階の真ん中。


  未来のトランペットの
  音がする。華やかで綺麗な音。


  その音を聞きながら多分
  俺たちは同じコトを想っていたんだ。


  『絶対守る』って。


  

  
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