「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
【悠樹side】
-8月26日。
葵中との試合が始まった。
漣と絶対勝つと約束した。
だから全力を尽くす。
絶対打たせないし、打つ。
今頃未来は友華と柊と
一緒にお墓参りか。
絶対勝って、笑わせて
やりたい。
相手が葵中というのは
なんとも複雑な気分だが。
五十嵐も来ているし。
けど、俺たちの心配が杞憂だった
のか、五十嵐は何もしなかった。
新庄が居た頃とは違うのかも
しれない。
新庄がここに来て
変わったように、五十嵐も
変われたのかもしれない。
俺の打順が回って来た。
相手のピッチャーが大きく
振りかぶる。
俺もバットを振る。
思いっきり。強く。
カンッ!!ボールが
バッドに当たって音が
響く。
俺の打った球はどんどん
伸びていく。
まずは先制点取ったな。
-8月26日。
葵中との試合が始まった。
漣と絶対勝つと約束した。
だから全力を尽くす。
絶対打たせないし、打つ。
今頃未来は友華と柊と
一緒にお墓参りか。
絶対勝って、笑わせて
やりたい。
相手が葵中というのは
なんとも複雑な気分だが。
五十嵐も来ているし。
けど、俺たちの心配が杞憂だった
のか、五十嵐は何もしなかった。
新庄が居た頃とは違うのかも
しれない。
新庄がここに来て
変わったように、五十嵐も
変われたのかもしれない。
俺の打順が回って来た。
相手のピッチャーが大きく
振りかぶる。
俺もバットを振る。
思いっきり。強く。
カンッ!!ボールが
バッドに当たって音が
響く。
俺の打った球はどんどん
伸びていく。
まずは先制点取ったな。