「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
「気付いてた?」
「何に?」
「未来の持ち物からあたし達が
プレゼントした物が消えてることに。」
友華が悲しそうに言った。
「気付いてたよ。」
誕生日にプレゼントした物を
未来は、使ってくれていた。
筆箱も、ゴムも、ポーチも。
ちゃんと俺たちに見えるように
使ってくれていた。
だけど、今日は。
未来がいつも学校で使っていたハズの
プレゼントは、一つも使っていなかった。
それが未来の意志なんだと
思った。もう俺達とは関わり合いに
なりたくないんだと。五十嵐さんの方が、
いいんだと。そう思った。一瞬。
でも、思ったことがある。
「本当に、五十嵐さんの所に
行っちゃったのね。」
「まだ、分からないよ。
そもそも何でいきなりこんな
ことになったのか俺達はまだ
分かっていない。
なんで未来はこんなにいきなり
俺達から離れていったんだろう。
って思ってた。昨日家に帰って、
落ち着いて考えてみたら不自然
だなって思ったんだ。」
「・・・・・不自然?」
友華が怪訝そうな顔をした。
少し、期待が混じっていた。
未来のことが誤解であるという期待。
「うん。おかしい所だらけなんだ。
あの時はみんなショックで冷静じゃ
なかったけど、家で一人で考えてたら、
理解できないことが沢山あった。」
「何に?」
「未来の持ち物からあたし達が
プレゼントした物が消えてることに。」
友華が悲しそうに言った。
「気付いてたよ。」
誕生日にプレゼントした物を
未来は、使ってくれていた。
筆箱も、ゴムも、ポーチも。
ちゃんと俺たちに見えるように
使ってくれていた。
だけど、今日は。
未来がいつも学校で使っていたハズの
プレゼントは、一つも使っていなかった。
それが未来の意志なんだと
思った。もう俺達とは関わり合いに
なりたくないんだと。五十嵐さんの方が、
いいんだと。そう思った。一瞬。
でも、思ったことがある。
「本当に、五十嵐さんの所に
行っちゃったのね。」
「まだ、分からないよ。
そもそも何でいきなりこんな
ことになったのか俺達はまだ
分かっていない。
なんで未来はこんなにいきなり
俺達から離れていったんだろう。
って思ってた。昨日家に帰って、
落ち着いて考えてみたら不自然
だなって思ったんだ。」
「・・・・・不自然?」
友華が怪訝そうな顔をした。
少し、期待が混じっていた。
未来のことが誤解であるという期待。
「うん。おかしい所だらけなんだ。
あの時はみんなショックで冷静じゃ
なかったけど、家で一人で考えてたら、
理解できないことが沢山あった。」