「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
あたし×美香×谷口
  巻いた髪を手でいじりながら
  美香が楽しそうに言った。

  
  「わ!!柊からメール来た!!」


  「は??」

 
  「何怖い顔してんのー?
  恋愛は自由ぢゃんね???」


  「アンタの場合その恋愛が周りに
  災難降らせてんの!!手出さない
  って約束はどうした?!」


  「え??だから誰も傷付けてナイ
  じゃん!!約束は守ってるもん!
  柊の周りにいるウザイ女子を襲わせ
  たりとかしてないし、痛い目に遭わせ
  たりしてないし!!偉いでしょッ!!」

   
     ヒト 
  この女・・・・・・・。
  自分が何を喋ってるのか
  分かってるの???


  「当たり前でしょ?!普通しない
  から!!偉そうにすんな!!!」


  「こわぁーい!!未来も随分
  口悪くなったねぇ!!やっぱ 
  手ェ組もうよ♪仲良くなれるって。」


  「絶ッ対イヤ!!!!」


  こんな人と仲良くなるとか
  絶対イヤだ。

 
  「柊とのメール見せてよ。」


  「え??いいよッ!!」


  嬉しそうに見せてくる美香。。

 
  ・・・・・・・・。
  柊からの受信メールをみて絶句。


 

  

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