「野球が俺の恋人」なんて言わせない！！

　　「何ニヤけてるんですか！」


　　えっ！！あたしニヤけてた？！
　　ショック！！！！


　　「えーっと、、佑輔が可愛い
　　なぁと思って？？？」


　　「何馬鹿なこと言ってるん
　　ですか！！！未来先輩には
　　さっさと悠樹先輩とくっついて
　　もらわないと困るからです！！！」


　　顔を赤くして言う佑輔。。
　　ますます可愛い。。


　　「ツンデレ？？？？」


　　「誰がツンデレですか！！！」


　　おおっっと！！心の声が！


　　「未来先輩じゃなかったら誰が
　　悠樹先輩と付き合うんですか！
　　未来先輩が捕まえておかないから
　　悠樹先輩に変な女が寄り付いて。
　　こんなになるまで未来先輩を放って
　　おく悠樹先輩も馬鹿です！！！！」


　　悠樹を尊敬してやまない佑輔が
　　悠樹を馬鹿呼ばわり！！！


　　相当ビックリだっ！！！


　　でも、、言葉の端々からあたし達を
　　心配してくれてるのが分かる。


　　こんな可愛い後輩を持って
　　あたしも悠樹も幸せだね。


　　でも、、後輩に心配ばっかり
　　かけてるのもまずいよね！


　　「ありがと、、佑輔！！！
　　頑張って悠樹を振り向かせて
　　見せるよっ！！ね？？？」


　　「何年かかるか分かりませんけど、
　　まぁ、、待ってます。ちゃんと
　　教えて下さいね？？？」


　　うん。佑輔はツンデレだわ。
　　めっちゃ可愛い。。。


　　「うん！！応援しててね？？」