「野球が俺の恋人」なんて言わせない！！

　　「何でもお見通しなのよ。」


　　くすっと笑う友華。。。。


　　うむむ。。ミステリアスって
　　いうか、、妖艶ですっ。。。


　　「で、、神崎拓人と喋った
　　感想は？どうだったの？？」


　　「んー、ちょっと腹立つけど、
　　面白い人かも。何でも言えたし。」


　　初対面の人に向かってあんだけ
　　言ったのははじめてだわ。。


　　ものっすごい俺様だし。。。


　　「やめとけ。」


　　妙に苛立ってる漣に一言で
　　言われました・・・・・・。


　　何でこんな邪悪なオーラ
　　出してんの？！怖！！！


　　「やめとけ、、って別に普通に
　　喋ってただけだし！！！好きに
　　なんかなんないよ！！！」


　　あんなのに惚れるわけない！！


　　「惚れろとでも言われたのか？」


　　「言われてないけど・・・・。」


　　「けど、、何だ？？」


　　いや、、本当に何も言われてない
　　んですけど！！！！！


　　そもそも、あの人があたしなんか
　　相手にするはずないしね。


　　「漣！！！何で怒ってるの？
　　何か嫌なことでもあった？？？」