「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「何でもねぇよ。。」


  怖い・・・・・・・・。


  あたし何か変なこと
  言ったっけ????


  しょっちゅう漣のこと
  怒らせてるからなぁ・・・・。


  不安になっちゃうよ。。。


  漣はあんまりいろいろ言って
  くれないから、心の中では
  あたしのこと嫌だと思ってるん
  じゃないかとかたまに思う。。
  

  「漣・・・・・・・・?」


  あたしがもう一度勇気を
  出して呼ぶと、漣は額を手で
  覆って言った。。


  「悪ぃ。。苛付いてた。
  そんな不安そうな声出すな。
  怒ってねぇから。。。。」


  その声がほんの少し優しくて
  あたしはほっとした。


  そんなに不安そうな声
  出してたのかな、あたし。。


  「未来????」


  今度は漣が不安そうに
  あたしを呼んだ。


  傷付けたかもしれないって
  心配してくれてるみたい。


  「うん。怒ってないなら
  よかった。でも何かあった
  なら相談してね・・・・・?」


  


  
  
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