「野球が俺の恋人」なんて言わせない！！

　　「お前また何か難しい
　　こと考えてんだろ。。。」


　　はぁ、、とため息をついて
　　漣が言うから、あたしは驚く
　　しかなかった。。


　　「何で分かったの？！」


　　「未来のことなら何でも
　　分かるんだよ、俺は。。」


　　ほんの少し悪戯っぽく笑う
　　その顔は神崎拓人に似てた。


　　「似てる・・・・・・・。」


　　「誰にだよ？？？」


　　怪訝そうな顔をして聞く漣。


　　「神崎拓人に似てるなって
　　思って。すっごい似てる！」


　　ついうっかり呟いてしまった
　　その一言が爆弾だったらしく。。


　　「あ？？誰と誰が似てるって？」


　　漣がキレました・・・・・・。


　　友華がそこにさらに一言。


　　「ああ、似てるわよね。
　　俺様な所とか、他人のこと
　　どうでもいいと思ってる所
　　とか、冷笑が似合う所とか。」


　　火花が散ってます。。。。


　　「ストップ！喧嘩するなって。
　　柊のお見舞い行くぞ！！！」


　　恭介のその一言で一致団結。
　　柊のお見舞い行かなきゃ！

　
　　恭介はやっぱり変わってるけど、
　　すごく頼りになるよね♪