「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「あの女って??」


  「新庄に決まってるだろ。。」

  
  「え、、でもすごいいい仔
  だよ?!何でそんな言い方」


  んっっ。。口を手で塞がれる。。
  放せ!!なん・・て馬鹿力。


  「野球部の俺に力で叶うわけ
  ないだろ。」

  やっと手が離れた。


  「何すんのよ!!」

  「ムカツクんだよ。お前。
  あっさり騙されやがって。」

  「騙される・・?」

  「後は自分で調べろ。」


  ・・・心配してくれてる?

  「ありがと。心配してくれて。」


  言った瞬間桜井の顔が
  今までない位に冷たくなった。
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