「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  ー数日後のある日のこと。


  「よかったね♪柊の体調
  良くなって!!!!」


  「うん。おかげさまで。
  早くみんなと一緒に遊び
  たかったからね。治って
  本当によかった。。。。」


  柊がまた元気になった♪


  ホントによかったぁ。。


  「じゃあ、大富豪でもする?」


  友華がトランプを机の上に
  置きながら言った。


  「する!!!みんなでしよ??」


  あたしは言ってみたけど。。


  漣と梓はクラス違うから
  いなくてもしょうがないけど、
  悠樹までいない。何処いったん
  だろ・・・・・・・???


  「そういえば最近悠樹を
  見かけていないような。。」


  あたしが首を傾げると
  柊と友華が顔を見合わせてた。


  「え?!何か知ってるの?」


  「何処に行ってるのかは
  知らないんだけど―――。」


  柊が続きを言おうとした時
  漣が入ってきた。


  「桜井。何しに来たの。」


  「用無く来たら悪いのかよ?」


  はぁ。。この二人の仲の悪さ
  も相変わらずだ。。。



  

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