「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「大富豪の続きしよう?」


  柊は優しく笑っていた。


  「みんなは。。。」


  「え??何、、未来??」


  「みんなはあたしを甘やかし
  すぎだよ。。優しすぎ。。」

  
  友華がふふっっと笑って
  

  「厳しくして欲しいの?
  お望みならいくらでも
  厳しくするけど。。。。」


  何ていうからあたしも
  笑って答えた。


  「甘くていいっ!友華が厳しい
  と怖いんだもん!!!!」


  悩む時間をくれてありがと。
  答えを急かさないから
  少し安心できたよ。


  安心したら、急に気になった
  ことが一つ。。。。


  「漣って女の子と経験アリなの?」


  あたしは馬鹿正直に直球で
  聞いてしまった。

  
  「誰からそんなこと聞いた?」


  怖っ。。。答えないとまずい
  気もするけど、答えてもまずい
  気がする。。だって拓人だし。


  「えーっと。。。。」


  「神崎だな・・・・・・?」


  「・・・・・・・はい。。」


  漣に見据えられたら答えるしか
  ありません。。。怖すぎです。。


  「噂されるなんて有名な
  証拠よ。よかったわね。。」


  友華が火に油を注ぎ、また
  いつもの壮絶な争いが始まる
  のだった。ごめんっ。。。


  


  
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