「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「カップルの日かぁ。
  あたしには無縁な日
  だもん;*;うぅ。。」


  「うわー未来弱気だねぇ。
  『それまでに付き合う!』
  とか言っちゃわないの?」

 
  苦笑ぎみの柊。。


  「無理ぃ・・・・・・!
  だってだってぇぇぇ。。
  告っても気付いてくれない
  ような男なんだよ?!しかも
  モテモテだし!悠樹があたし
  を選んでくれるわけないもん!」


  弱音吐きまくってたら友華に
  キッと睨まれた。怖っ!


  「あんたねぇっ!いつまで
  そんなコト言ってるの!!!
  そんなの昔から分かりきってる
  コトじゃないの!もっと前向きに
  いきなさいよ!それが取り柄
  でしょうがっ!!馬鹿未来!!」


  久々に怒る友華の気迫に
  たじろいでいたけど。。


  ん??ちょっと待った。。


  よく考えてみたら結構ひどいコト
  言われてないか、、あたし。。


  昔から分かりきってるって。


  しかもきっと『取り柄』の
  言葉の前には『唯一の』が
  省略されてるに違いない。。


  ううっ:@:


  「柊ー!!!友華がひどい
  よぉ。。。うえーん。。」

 
  「よしよし。。友華は
  言葉がきついからね。。
  もうちょっと優しく言えば
  いいのにねぇ・・・・・。」


  「・・・・・優しく言えば
  ってことは柊も同じコト思って
  たんだね?!ひどい!!!」


  「ごめん!!つい!!」


  「ついって何?!ばかー!」 




  
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