「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「クリスマスねぇ。
  俺は毎年適当に男友達と
  過ごしてるけど。。」


  「えぇっ?!拓人が?!」


  「何その驚き方。意外?」


  ものっすごーく意外
  なんですけど。。


  ここぞとばかりに
  女の子たちと遊んで
  そうなのに。。。。


  「はい・・・・・。」


  「クリスマスは特別な日
  っぽいから。だから女は
  連れて行かない。」


  ふと拓人の顔を見ると
  真顔だった。。


  そのことに少しだけ
  驚いた。こういう話を
  する時はきっといつもの
  俺様スマイルを浮かべて
  いるんだと思ったから。


  「あんなに彼女がいて
  よりどりみどりでも、
  拓人には足りないの?
  本気で愛したことないの?」


  言った瞬間拓人が驚いた
  ようにこっちを見た。


  
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