「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  バツの悪そうな顔をする漣。


  ずっと不思議に思ってたコト。


  「あたし達ってなんでいきなり
  こんな一緒にいるようになったん
  だっけ。。。っていうか何で漣は
  あたしと普通に喋ってくれるように
  なったの?あたし何かしたっけ??」


  首をかしげながら聞くと。

  
  「もーいいだろ。。昔のことは!
  流してくれ!!忘れろ!!!!」


  なぜか恥ずかしそう。。。


  ・・・・・・・・・・・?


  分からん。。。そんな照れなきゃ
  いけないようなことがあったか??


  謎だ。。。。


  「若気の至りだ。忘れろ。。」


  「若気の至り、、って。。
  今も十分若気の至り真っ盛り
  じゃん。。まだ中二だし。。」


  「っるさい。。。いいから
  忘れろ。。絶対忘れろ。。」


  頭を抱えて顔をちょっと赤くして
  そう言う漣はホントに可愛かった。
  しかもやたらめったら様になってて
  かっこよかったし。。。。


  こういう漣を見るのもいいかも
  しれない。。。。


  だってきっとこういう顔が見れるのは
  あたし達側にいる人ダケの特権だし!

  


    


 

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