「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「全然分かんないデス。
  ごめんなさい・・・・。」


  だってね???


  拓人のことじゃないなら
  何だ????


  「確かに俺も謎。何で
  そんなに怒ってるの?
  何処がそんな嫌だった?」

  
  柊が悠樹の怒りを鎮めるように
  やんわりと聞く。。さすが。。


  「俺が未来のことどうも思って
  ないとか、神埼先輩の方がいい
  とかみたいなこと言うからだ。。
  いっつもあの人のところばっかり
  行って。。俺のせいにするな。。」


  相変わらず低い声で応じる
  悠樹。怖いわ・・・・・。


  んーと???


  思い込みか自惚れじゃ無ければ
  何かこれって・・・・・・。


  「それ嫉妬っぽくね???」


  「俺の方が未来のことあの人より
  想ってるってことかしら??」


  「もしかして妬いた???」


  「悠樹君そんなはずないよね?!」

  
  漣、友華、柊、梓が次々と
  あたしと同じ意見を言った。。


  まぁ、でもそんなはずないよね??


  いや、これって期待していいのか?!


  しちゃっていいの?!


   
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