「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「友華、、いきなり
  どうしたんだ??」


  ふっ・・・・・・・。


  ヤケッパチになりたい位
  この男は平然としていた。。

  
  しかしそれはあたしだけでは
  なかったようで。。。。


  「どうした、、ですって?」


  友華のこめかみに青筋が浮かぶ
  のが見えるようである・・・・。


  「いきなりそんなこと言う
  なんてらしくないだろ??」


  この一言で友華の堪忍袋は
  切れた。多分。いや絶対。


  切れるときに音がするなら
  きっと「ブチッ」っと盛大な
  音をたてたに違いない。。


  「もういいわ・・・・・・・。
  あんたにこんなこと聞いた
  あたしが馬鹿だったわ!!!」


  あぁ。。。クールな友華が
  壊れていく・・・・・・。


  「友華、、落ち着いて!!」


  なだめるのはやっぱり柊。。

  
  あたしがやるとかなりの確率で
  「あんたは黙ってなさい!!」
  と言われそうだから柊に任せる。


  過去のいろ②を思い出してみても
  柊がいなければ恐ろしい喧嘩に
  なっていたに違いない・・・・。


  改めて柊に感謝。。。。


  柊、面倒な役ばっか任せてごめん!


  「いい機会だし??男女で分かれて
  恋愛話をするっていうのも悪くない
  んじゃね?柊の恋愛話は気になるし?」


  この突拍子のない提案にはみんな
  驚き顔だった。。


  

  
    

  
  
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