「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「つまり?本気で悠樹に惚れた
  のは未来が原因なわけね。。。
  自分でライバル増やしてるなんて
  ほんとに馬鹿。救いようがないわ。」


  「ひどいっ、、友華!!!それもう
  漣におんなじこと言われたし!!」


  「ふーん、桜井もたまにはマトモな
  こと言うのね。。でも、同意見なんて
  ものすごく嫌。未来のせいよ。。。」


  いや、、そんなんあたしのせいに
  されても。。っていうかいい加減
  仲良くなろうよ、、君たち。。。


  もうどんだけ一緒にいると思ってるの!


  言いたいけど、友華に睨まれるのは
  ヤだから言わない・・・・・・。


  「あーあ。。予定ではとっくに恋人に
  なってクリスマスとか一緒にすごしてる
  はずだったのになー。悠樹君ってホントに
  落とせないわね・・・・。はぁ・・・・。」


  梓は梓で落ち込み始めたし。。


  「まぁまぁ。。頑張ろうよ、お互い!」


  「あんたのそーゆう態度がムカつく
  のよっ!何応援してくれてんのよ?!
  馬鹿じゃないの?!恋敵なら恋敵らしく
  しなさいってのよ!意味分かんない!」


  猛然と怒り始める梓。。


  うん。。それでこそ梓だ。


  何故こんなことに、、ってかなり
  理不尽なものを感じるけど。


  だって何で怒る!?別にいいじゃん!!
  お互い頑張った方が青春だし!!!


  「いいわね。。あなた達は恋愛で
  熱くなれて。。羨ましいわ。。。
  あたしなんて片思いも出来ないし、
  枯れまくりよ・・・・・・・・。
  どうせあたしは・・・・・・・。」


  友華まで本気で凹んでるし!!


  「そんなこと言わないで!!!
  ほらっ、、身近な所に愛はあるって
  いうじゃない(?)漣とかどうかな?」


  「死んでも嫌よ!!!!」


  キッと睨まれてしまいましたさ。。。




  


  
  
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