「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「この前も言ってたこと。。
  結局あたしの問題なんだよね。
  あたしが劣等感感じてるから
  だめなんだよね。この中に
  あたしはいてもいいのかなって。」


  どうしてかな。どうしてこんなに
  本音をさらせるんだろ。拓人の
  前だと。自分でも気づかなかった
  ような本音まで出てくるの。



  とか、拓人のこと見直しかけてたのに。



  「だから、俺の側にいればいいだろ。
  俺と付き合えばいい話だろうーが。
  寂しさなんか吹っ飛してやるよ。」

 
  ・・・・・・・・は???


  「なんっで今そんな冗談言うわけ?!
  もうちょっと上手い慰め方あるでしょ?!
  嬉しかないわよ、そんな慰め方!!!」



  言った瞬間拓人の目が冷たくなった。


  いやそりゃせっかく慰めてくれたのに
  ひどいこといったかもしれないけど、
  そんな顔で睨まなくたって!!!

  
  「お前、この間の告白聞いてなかった
  のかよ?!馬鹿じゃねぇの、このチビ!
  ほんっと頭わりぃな、人の話はちゃんと
  聞けこのチビ馬鹿!!!!!!!」



  その上怒鳴られた。。。


  馬鹿馬鹿言いすぎでしょ!!!


  
  って・・・・・・・・・?!



 
< 381 / 399 >

この作品をシェア

pagetop