「野球が俺の恋人」なんて言わせない！！

　　「悠樹？？どうしてそんな
　　苛々してんだ？久々にみんな
　　揃ったんだ、楽しめよ。。」


　　漣の言葉で自分の身勝手さ
　　に気づいた。。

　
　　そうだ、今日は久々に遊べる。


　　俺が勝手に険悪なムードを
　　作ってどうする？？？


　　未来が悲しむだけだろ、、
　　そんなことしたって。。


　　「そうだな、悪い。じゃあ、　
　　やるか！！！」


　　「そうこなきゃ！俺くじ
　　作ったから引いてー。」


　　「さっすが柊！準備いい！！」

　　
　　未来が柊を褒める。。。


　　どうせ、、俺は柊と違って
　　気がきかないさ。。


　　またテンションが下がって
　　いくのを感じたとき。


　　「俺、今お前が何考えてるか
　　手に取るように分かるんだけど。
　　っていうか未来以外は全員お前が
　　何考えてるか気づいてると思うよ。
　　分かりやすすぎ。。。」


　　恭介が俺にだけ聞こえるように
　　言った。。


　　情けない・・・・・・。


　　これじゃまるで嫉妬してる
　　みたいじゃないか？？


　　未来に近づくすべての男に嫉妬　
　　してるみたいじゃないか？？


　　はぁ。。。