「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「ねえ、未来今も悠樹のコト
  好きなの??最近あまり悠樹のコト
  話さなくなったわね。」

  
  っっ?!友華?!


  「好きだよ!何でいきなり
  そんなコト!!っていうか
  練習しなきゃでしょ!」

  
  小声で友華に訴える。  


  「そうね。。一年生、、
  よそ見してないで練習して。
  休憩時間じゃないのよ。。」


  「あ、、ごめんなさい。
  気を引き締めます!」


  友華の言葉で他の楽器の人も
  やらなきゃマズいと思ったらしく、、
  窓から離れた。


  あたしは楽器を吹いている間、
  友華の言葉が耳から離れなかった。


  コンクール近いんだから。

  
  そう自分に言って集中しようと
  するんだけど、できなかった。
  

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