愛してるって囁いて

センニチコウ『止まらぬ愛』

洸さんは、
「また、返事をくれ。」
と、言いながら
連絡先を交換して
帰って行った。

私は、ドキドキしながら、
家に帰りお風呂に入った。

姉が、
「ごめんね、行けなくて。
で、洸と食事したの？」
と、言われたから

「うん。行ったよ。
お姉ちゃんからも、明日お礼言ってね
疲れたから寝るね。」
と、言ってベッドへ入った。

携帯が、チカチカしていて
開けると、洸さんで
「困らせてるかも
知れないが、俺の気持ちを知っていて
欲しかったから。
仕事の関係で、中々会えないけど
連絡もする、時間が出来るときは、
デートにも誘うから
俺を知ってほしい。」と

私は、
「今日は、ご馳走さまでした。
それに、手伝ってもらい、
ありがとうございました。
また、誘ってくださいね。」
と、無難に返した。




それからは、毎日
洸さんから、メールか電話が
必ず来るようになった。

他愛ない話や、保育園の話などを
毎日、話すだけだが
私は、この電話を楽しみに待つように
なっていた。