愛してるって囁いて
「ああ?当たり前だろ。
俺は、今すぐでも、
結婚したいくらいだけど、
沙代は、もっと
俺を知らないとダメだろ。
でも、俺は、お前を手放す気は、
ないからな。」
と、あっさり言われて
私は、ただ、ただ、真っ赤に
なっていた。
「へぇ、あの洸がね。
びっくりだわ。
沙代、洸は、本当に彼女とか、
いたことないの。
煩いとか臭いとか、言ってさ。
陽鶴達、三人は、
どこに行くにも、女に囲まれて
イケメンだから仕方ないんだけど
そんな、見かけだけの、
女が嫌みたいよ。
そんな、洸が、沙代にベタぼれとか。
沙代、まじ凄すぎるわ。」
と、ニヤニヤしてる。
「そういうこと。
だから、沙代は、俺の嫁になる
早く覚悟して。」
と、言って
洸さんは、帰って行った。