愛してるって囁いて
洸さんは、宣言通り
来れないときは、
毎日、電話かメールを
必ずしてくれた。

疲れるから、暇なときで
大丈夫と、言うが
俺が沙代にしたいだけだ。
と、いう

夜は、ちょっとの時間でも
私の顔をみて、帰ったり
司さんと来て、食事をして
帰ったりしていた。

私は、洸さんが、
疲れて倒れるんじゃないかと
心配だった。

そんなとき、お姉ちゃんから、
電話があり、
「沙代、洸が、風邪でダウンしてるよ。
明日から、保育園休みだよね。
行っておいで、洸のところまで、
連れていくから。」
と、言われた。

「でも、お姉ちゃん、
私に知らせないと言うことは、
行ったら、迷惑なんじゃないかな。」
と、答えると

「沙代、洸は、そんな奴じゃないでしょ。
沙代にうしたら、保育園に
いけなくなるからでしょ。」

「そう思うけど
いつも、大事にしてもらうだけで
洸さんは、私に何もさせてくれない。
私、洸さんの家にも、
行ったことないんだよ。
本当に、私が、彼女でいいのか?
不安ばかり。」

「沙代、そのまま、洸に話してごらん。
沙代は、何でも我慢するから
だけどね、口にしなければ
人には伝わらないよ。
行って、あいつが愚痴愚痴言うなら
お姉ちゃんが、殴ってやるから。

迎えにいくから、準備しときな。
必要な物は、買い出ししていくよ。」
と、言うと、電話を切られた。

私は、二泊の準備して、
待っていた。

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