愛してるって囁いて

お姉ちゃんと、買い物して
洸さんのマンションついた。

暗証番号をお姉ちゃんに
解除してもらい中に入った。

3DKは、あるかな、広い。

姉は、玄関先で帰って行った。

もう少しいてくれたら、いいのに、
心細いな。
とはいえ、じっとしていても、仕方ないから
買ってきたものを冷蔵庫に入れ
アイスノンと体温計と、飲み物をもち
寝室へ

もう、どこかわからないから
あちこち、開けてみた。
（人の家なのに、嫌だな。）

寝室だろうと思う部屋に入ると
ベットの中が、盛り上っていた
寝てるのだろう。

そばに行くと、赤い顔をした
洸さんが。

アイスノンを頭にあて、
ごめんね、と言いながら
脇に体温計を入れてはかると
38.9度ある。

頬に手をあてると
気持ち良かったのか
少し目が開く
「‥‥‥‥‥‥さっ‥‥よ？
夢？、さよに‥‥会いた‥かったから？」
と、口にしたから

首を振ると。

洸さんが、目を大きくあけて
びっくりしている。

「ごめんなさい、勝手に入って
お姉ちゃんから、連絡もらって
きたんだけど、迷惑なら帰りますから。」
と、言うと。

洸さんは、私の頬に手を伸ばしてきて
「来てくれて、ありがとう。」
と、言ってくれた。