愛してるって囁いて
次に目を覚ますと
私を抱き締めて、洸さんは寝ていた。
そっと、額に手をあててみる
熱くはない。
「良かった。」
と、手を引こうとすると
手をとられて、キスをしてくる
「起こした?」
「沙代が、触ってくれたから。
身体、きつくないか?」
「うん、大丈夫だよ。
でも、幸せすぎる。」と
「また、可愛いこと言う、俺をこれ以上
煽って、どうしょうと。」
「なっ、煽ってない。
んっ、洸っ‥どこ、触って‥るの」
「沙代、もう一回、呼んで。」
「ひっか‥る‥あっ‥いして‥る」
「沙代が、悪い」
と、洸が、また私の中に入ってきて
私は、何度も、意識が飛ぶほど
抱き潰された。
何だか‥温かい‥
目をあけると
洸に抱かれたまま、
お風呂につかっていた。
「ええっ。」
「さよ、歩けないだろ。
だから、一緒に入った。」
「洸のせいじゃん。やだ‥恥ずかしい。」
「なんで、もう、すみずみまで‥‥」
洸の口を手で押さえて
「いいから、言わなくて。
でも、恥ずかしいの。」
と、真っ赤になっていると
湯船の中で、向きを返られ
洸にキスをされて
「沙代、もう帰したくない。
もう、結婚する?
だめなら、一緒にすむ?」
「私も離れたくない。
洸は、本当に私でいいの?」
「ああ、沙代じゃないと無理。
沙代が、俺の全てだから
ムードないけど、沙代、幸せにする
ずっと、俺のそばにいて結婚してくれ。」
「私も洸と幸せになりたい。
甘えん坊だし、我が儘だし、言いたいこと
言う私だけど、宜しくお願いします。」
と、言うと。