愛してるって囁いて
ドアをたたく音
「入るよ。わぁ~、沙代、綺麗だよ。
本当に、凄く綺麗。
ねぇ、お父さん。」
父は、涙を流しながら
「沙代、綺麗だよ。
母さんかと、思った。
母さんのドレスを来てくれて
ありがとう。」
と、言ってもらい
私も姉も‥涙が、流れた。
「洸が、みたら、また、騒ぐよ!
見せたくないとか‥‥って。」と
すると、また、ドアをノックされ
ドアが、ひらくが‥‥‥
洸が、呆然と立ち尽くす
「ひかる?」
と、私が声をかけると
顔をそむけてしまう。
姉が、父をつれて、
外にでていくのが見えた。
私は、洸に近づいていき
もう一度、
「洸?」と
「まじ、誰にも、見せたくねぇ。
このまま、部屋にもどる。」
「もう、洸?
綺麗にできてる?」
「もちろん、最高に綺麗だ。
誰の目にも、見せたくない。
沙代、綺麗すぎて
どうして、いいか、わからない。
沙代、俺と結婚してくれてありがとう。
愛してる。」
と、キスをしてくれた。
「お時間で、ございます。」
と、係りの人が来るまで
洸のキスを、存分に味わっていた。