クールな溺愛彼氏様⁉︎
準備する前に、シャワーを借りて軽く身支度を整えた後キッチンに立つ。
朝からたぶんあまり食べないよね。
椋平、結構少食だし。
お昼はカフェだから洋食ばかりだし、ご飯にお味噌汁ってたまには食べたくなるよね。
お味噌汁を作り、魚でもあればよかったけど、そんなものはなく、仕方ないから卵を炒めてスクランブルエッグにした。
野菜もとってほしいから軽くサラダも添えて。
なんだか、まとまりなくなっちゃった。
「・・・いい匂いがする」
「あ、おはよう、椋平」
目をこすりながら起きてきた椋平。
なんか、可愛い!
「あれ、未侑・・・。なんでいる?」
「え!?お、覚えてないの!?」
昨日、酔ってたっけ?
だからおかしかったの?
そ、そんなまさか!
「・・・いや、覚えてる」
椋平は、口を手で抑えながら顔をそむけた。
ん?